第31回 NATIVE講師によるWORKSHOP報告(2月4日) / 参加者85名

みなさまこんにちは、E’s club幹事の小菅です。

今回は私が2月4日(土)に開催されたworkshopの報告をさせていただきます。

《 今回のworkshop 》

○workshop参加人数:85名(うち新人の方:12名)

○【前半】:“Who’s my partner?”

○【後半】:「日本のPop Cultureの競争力」をテーマにしたディスカッション

○前・後半ともに約10人ずつのNAITVE講師BEN先生による中・上級テーブル

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今回は本町近辺の会場を使用しました。


(100人以上収容の、かなり広めの部屋です)


(新人の方の自己紹介中です)

この会場を使用するのはまだ2回目なので、道に迷ってしまった方も多少おられましたが、

開始時には80名以上の方が集まり大盛況でした。

○【前半】:“Who’s my partner?”

first halfはYさんご作成の“Who’s my partner?”というゲームを行いました。

最初に2チームに分かれて、各メンバーがそれぞれ相手のチームの中の1名を“partner”として選びます。

「自分のチームの誰が相手のチームの誰をpartnerにしたか」を相手のチームには分からないようにして、

逆に「相手のチームの誰が自分のチームの誰をpartnerにしたか」を質問して当てるゲームです。

笑い声や歓声もたくさんあがって、かなり盛り上がりました。

Yさん楽しいマテリアルをありがとうございました!


(冒頭にゲームを実演してくれています)

○【後半】:「日本のPop Cultureの競争力」をテーマにしたディスカッション

latter halfは電機メーカー勤務のSさんご作成の、

「日本のPop Cultureの競争力」をテーマにしたマテリアルをもとに、ディスカッションを行いました。

SさんはAKB48の大ファンで、昨年11月の合宿でもAKBの曲に合わせ見事なフリを披露。

大いに会場を盛り上げてくれましたが、そんなSさんらしいマテリアルでした。

上級テーブルではNATIVE講師の方が日本とアメリカのPop Cultureを比較し、

また韓国出身の参加者の方は、別の視点から日本のPop Cultureを分析してくれました。

服飾等の分野における競争力は高く評価する意見が多かった一方、

Sさんが最も強く関心を持っていた日本の音楽の国際的な競争力については、厳しい評価を下す意見が多数でした。

その要因の一つは、「言葉の壁」。

日本の市場自体が十分に大きいため、音楽業界は国内セールスを重視し、歌詞が日本語の楽曲がほとんど。

しかし日本語歌詞の楽曲は海外での競争力が弱くなります。

私たちが勉強している英語が、これからの日本のPop Cultureの国際競争力のカギになるかもしれませんね。

他のテーブルの参加者からも、楽しいディスカッションができたと好評でした。

Sさんお忙しい中マテリアルの作成ありがとうございました!

 
(2枚とも上級テーブルの様子です)

それではメンバーに配信している今回の案内メールをご覧ください。

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みなさまこんにちは、E’s club幹事の小菅です。第31回workshopの詳細をお送りいたします。

今回のマテリアルの前半はYさんに、後半をSさんに作成していただきました。
前半は質問をして誰が誰のことを言っているのかを当てるゲーム、後半は日本の芸能文化の競争力をテーマとしたディスカッションです。
後半のマテリアルの末尾には、ディスカッションの参考資料となるWebページのURLを記載します。こちらも合わせてご一読ください。

<first half(Yさん作成)>

“Who’s my partner?”

1. Divide your table into 2 teams. (Team A and B.)
(2つのグループに分かれます。仮にチームA、チームBとします。

2.
Please discuss with your teammates and decide your partner from the
opposing team, but don’t tell opponents whose partner you are.
And also, if there aren’t enough members in your team, 1 member have to have 2 partners from the opposing team.
(グループ内で話し合って相手グループ全員に対して各担当者を決めてください。
この時相手チームには誰が誰の担当であるかをばれないようにしてください。
人数が合わないときは1人が2人の方をご担当ください。)

3. Then, let’s start the game!
Team A go first, ask some questions to team B and guess who is who’s partner.
Every A member has to make questions and every B member has to answer.
<sample questions>
・“What kind of school activity do you think your partner belonged to when he/she was a student?”
・“Which character in Sazae-san family is your partner likened to?”
(さぁ、ゲーム開始!まずはチームAが先行でチームBに対して質問をし、誰が誰のパートナーであるかを当ててください。
Aチームの方の1つの質問に対し、Bチームの方全員が答えます。)

4. After the questions and answers, team A get together and guess who is who’s partner.
And turn A and B(switch questioners and questionees) .
More members can find out right partner, your team wins!!
(一通り質問が終わりましらチームAの人は全員で誰が誰のことを話しているのかを相談して当ててください。
そしてチームAとBが入れ替わります。
より多くのメンバーが正解したチームの勝ちです!!)

<latter half(Sさん作成)>

今回のトピックは日本の文化、特に音楽、ドラマといった芸能文化の世界におけ
る立ち位置について話題にしたいと思います。日本では政府がCool Japanという
タイトルを掲げて日本文化の世界への輸出をサポートしているが、食文化以外の
文化面での浸透度は日本が輸入している海外の文化に比較してまだ低いと思われる。

海外に住んでいたり旅行したりして目にする隣国韓国や中国の文化、東南アジア
の様な中華圏における中国文化の浸透はもはや当たり前の事ではあるが、アジ
アより離れた地域で意外と韓国文化の浸透を目にすることが有る。そこの国の人
にとってはそれが東アジア文化の代表と見てしまうが、同じく芸能文化(Pop
Culture)の発達した日本の文化はあまり浸透していない。日本の芸能文化は本当
に競争力が無いのか?日本の芸能文化を世界に広めるには何が欠けているの
か?等についてディスカッションしたいと思います。

++++++++++++++++++++++<アジェンダ>+++++++++++++++++++++++++
【アジェンダ】 世界の中の”Cool Japan”の立ち位置
1. What is your No.1 Cool Japan product?
あなたの一押しのCool Japanは何ですか?

2.Do you think Japanese Pop Culture is competitive globally or not?
日本のPop Cultureは競争力が有ると思いますか?無いですか?

a)If YES, which Products are competitive?
有るならばどういう文化で競争力が有ると思いますか?

b)If NO, what reasons make it less competitive?
無いと思うならばどういう部分で競争力が欠けていますか?

3.Do you think Governmental Support is needed for exporting Japanese Pop Culture?
日本のPop Cultureの世界への浸透には政府のバックアップは必要ですか?

4.Suppose if you are creators, what point of your products would you like to convince of?
もしあなたがPop Culture(映画、音楽、マンガetc)のクリエーターであるならば、
自分の作品を世界に輸出するのにどのような点を売り込みたいと考えますか?

【参考資料のURL集】

“COOL” JAPAN – Japanese Pop Culture Goes Global
(Excerpts
from remarks delivered by Mr. Kazuhiko Koshikawa, Director, Japan
Information Center, December 12, 2003 at the City University of New York
Graduate Center.)
Consulate-General of Japan in New York
February / March 2004
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/en/c/vol_11-5/title_01.html

Promoting ‘Cool Japan’
Japan Times Online
Sunday, Aug. 15, 2010
http://www.japantimes.co.jp/text/ed20100815a1.html

South Korea, China overtaking Japan in ‘cool’ culture battle
THE ASAHI SHIMBUN
2010/07/26
http://www.asahi.com/english/TKY201007250293.html

The Man Who Made AKB48
Wall Street Journal Japan
28th December 2011
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/12/28/the-man-who-made-akb48/

Interview with Japanese Music Producer Yasushi Akimoto
CNN.com TALK ASIA
Aired January 13, 2012 – 05:30   ET
http://edition.cnn.com/TRANSCRIPTS/1201/13/ta.01.html